にいがたかいごのお仕事-新潟県介護人材支援マッチングサイト

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動画紹介

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2023年「第7回新潟県介護技術コンテスト」の様子

県では「介護の魅力情報発信事業」の一環として、介護職員が日々の勤務で鍛えた
高い介護技術や専門性を披露する場として「介護技術コンテスト」を開催してきました。
7回目の今回は、全県から集まった4チーム8名が介護技術の高さやコミュニケーション力を競いました。

テーマは「認知症ケア」。

選手たちは架空の「夢の花ショートステイ」の職員に扮し
「衣類着脱ケア」「アクティビティケア」の2課題に挑みました。両競技とも持ち時間は6分間。
「家に帰りたい」と訴える利用者に優しく語りかけ、
衣類の着脱をサポートしたり、アクティビティで利用者を笑顔にしたり。
息のあったチームプレイで課題に挑む選手たちの姿を通じ、
新たな時代の「介護職のやりがい」「介護の魅力」について理解を深めていただければ幸いです。

ご挨拶

新潟県福祉保健部 高齢福祉保健課長
高橋 史明

介護の魅力を伝える「介護技術コンテスト」が今年で7回目を迎えられたことをうれしく思います。新潟県の高齢化率は高く、県民の3人に1人が65歳以上で介護人材の確保は喫緊の課題です。日頃、介護現場でご尽力されている皆さま から専門性の高い技術を披露していただき、県民の皆さまに介護の素晴らしさを伝えることができれば、介護の仕事を目指す方が増えてくれるものと期待しています。介護のプロの姿をご覧いただき、介護に対する理解や関心を深めていただければと思います。

公益社団法人 新潟県介護福祉士会 会長
大井 秀行

長く続いたコロナ禍で無観客や観覧制限のもとで開催してきましたが、今回ようやく、多くの方にご覧いただけるようになりました。競技ではどのチームも丁寧な介護技術を披露し、日頃の成果を遺憾なく発揮してくれました。介護職は、高齢者や障がい者の尊厳を守り、生活を支え、夢を叶える仕事です。新潟県介護福祉士会は今年で創立30年を迎え、今後もさらに、介護の魅力を伝えていきたいと思います。コンテストを通じ、介護の仕事に興味を持たれたら、ぜひ私たちの仲間になってください。

受賞者紹介

社会福祉法人愛宕福祉会 特別養護老人ホーム豊浦愛宕の園

ホワイトベルグ

衣類着脱ケア部門を制した「ホワイトベルグ」が最優秀賞に輝きました。利用者さんの希望や思いを少しでも叶えたいと思いながら仕事をしている二人。「若い方から敬遠されがちな介護の仕事ですが、人生の大先輩と触れ合い、やって喜ばれて『ありがとう』と言っていただける素晴らしい仕事」と声をそろえました。コンテストへの出場はとても良い経験だったと振り返り、次は職場の後輩にも挑戦してほしいと期待しています。

社会福祉法人愛宕福祉会
特別養護老人ホーム豊浦愛宕の園

ホワイトベルグ

日々の仕事は人から見られる機会が少ないため、少し緊張しました。事前に利用者アセスメントを熟読していたので、あとはいつも通りの介護を心がけました。何もかもお手伝いするのではなく、自分でできることはしていただき、今ある力を生かしてもらうことが大事。普段から利用者さんとのコミュニケーションを大切にしているので「帰りたい」「孫に会いたい」「着替えたい」という気持ちに寄り添えたと思います。

株式会社ふれあいの杜
きららふれあいの杜三条

きらら三条

競技終了後に二人で「今日は100点の出来!」と言い合ったものの、まさかの1位に選ばれてとてもうれしいです。アドバイスをくれた上司、応援してくれた仲間にも感謝したいです。仕事を探していた時に介護施設を見学し、やりがいのある仕事と感じてこの道に進みました。利用者さんの残存機能を生かしながら、ご本人を尊重するケアを心がけています。コンテストは介護の魅力を再発見する良い機会になりました。

出場チーム紹介

チーム名

すみっこ

社会福祉法人あたご共生福祉会 特別養護老人ホームてらお愛宕の園

メンバー

倉島 加奈子さん 倉島 亮さん

トップバッターは同じ特養で働く夫婦。「人生の大先輩と触れ合い、学べるのがこの仕事の魅力。多職種が連携し人と人が支え合う『介』護を大切にしています」と、ベテランならではの高い介護技術を披露しました。加奈子さんは産休育休から職場復帰して1年。「新人の気持ちに戻って挑戦できました」と話すと「子どもが成長したら一緒に映像を見返したいです」と亮さんが寄り添いました。

チーム名

第二にいがた園

医療法人仁成会 老人保健施設第二にいがた園

メンバー

皆川 千乃さん 佐藤 美晴さん

「昨年の最優秀賞に選ばれたのは私たちの先輩。アドバイスを受けながら練習しました」と、若さと笑顔で競技に挑んだ介護歴3年と1年半のペア。衣類着脱ケア部門では全チームで唯一、時間内に競技を終了。アクティビティケア部門では“体操ができる介護職員”らしく、二人の息がぴったりそろいました。「在宅復帰を目指す利用者さんも練習に付き合ってくれました。園に戻ったら『頑張ったよ!』と伝えたいです」

チーム名

ホワイトベルグ

社会福祉法人愛宕福祉会 特別養護老人ホーム豊浦愛宕の園

メンバー

須貝 佳秀さん 伊藤 大志さん

好きなビールの名前をチーム名にした男性ペアは「普段の仕事が競技に生かせるから」と、たった1回の練習で当日を迎えました。常に利用者とのコミュニケーションを大切に介護を実践しているとの言葉通り、目線の高さを同じにする、相手の目を見て声をかけるなどの気配り目配りが光りました。希望や思いを少しでも叶えたいと寄り添う姿勢に、利用者役も「ありがとう」と笑顔になっていました。

チーム名

きらら三条

株式会社ふれあいの杜 きららふれあいの杜三条

メンバー

高橋 聖奈さん 佐野 直子さん

入職1年目で「本人を尊重するケア」を心がける高橋さんと「利用者さんの笑顔が励み」と語る12年目の佐野さん。ちょっぴり年の差の仲良しコンビは互いの時間を合わせて練習を重ね、当日にすべてを出し切る演技を見せました。「家に帰りたい」と繰り返す利用者役に寄り添いながら誘導。アクティビティケア部門の「グーチョキパー体操」は会場全体を巻き込み、見ている人たちも思わず元気に。

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